NullQreate(ヌルクリエイト)という社名は、私たちの仕事の進め方をそのまま並べたものです。null → Q → create。未定義から始めて、問いを立てて、答えを創る。

null — 思い込みを手放す

新しい仕事は、たいてい「もう答えが決まっている」状態で始まります。「RPA を入れたい」「ホームページを作り替えたい」——手段が先に来ている状態です。

私たちはまず、その答えをいったん手放すところから始めます。未定義(null)の状態に戻して、現場をゼロから観察する。遠回りに見えますが、ここを飛ばしてつくったものは、完成した瞬間から使われなくなっていきます。

Q — 解くべき問いを捉える

観察のあとに、問いを立てます。

本当に自動化すべきなのは、この作業なのか。それとも、この作業を生んでいる前段の流れなのか。

形骸化するシステムの原因は、たいてい技術ではなく、本質の取り違えです。いいものは、いい問いの上にしか建たない。だから「問いを立てる」を独立した工程として扱います。

create — モノではなく、答えを創る

最後に、つくります。ここで大事にしているのは、つくるのはモノ(ドリル)ではなく、問いへの答え(穴)だということです。提案書で終わらせず、動くところまで持ち込む。動いたあとも、運用の中で答えとして機能し続けているかを見る。

その先にあるもの

この進め方の先に見ているのが、「したいことを、選べる世界へ。」という私たちの存在意義です。

時間が足りない、人手が足りない、資金が足りない——「したいこと」は、いつも制約のほうが先に選んでしまいます。作業を AI とソフトウェアが引き受ければ、その制約はひとつずつ外せる。AI は仕事を奪うためではなく、選ぶ自由を取り戻すためにある、と私たちは考えています。